10月5日(土)の午後、当センター主催の「大人のための性教育グループトーク」を開催しました。年度内3回のグループトーク企画の、2回目です。

第2回のテーマは「SRHRについて」。(※SRHR=性と生殖の健康・権利)
申し込みのあった6人の女性に加え、2人の男性が飛び入り参加しました。
『ポケット避妊教室』という、避妊にスポットを当てた性教育の教材キットとそれに付随する冊子2点を資料とし、手に取ったりしながら盛んに意見交流がされました。

「初めて見たものもある」「IUD(子宮内避妊器具)は避妊目的だけでなく月経困難症の改善になる」「人権の観点で避妊方法が多様なほうが良い」「自分がこの内容を性教育として知りたかった」「貴重な学びなので学校や公的機関に置いてほしい」など資料に関する話題が多く出ました。

男性からは「この場で発言したら怒られそう」という率直な発言があり、対立する場ではないことを確認しながら進める中で、昔は「枕草紙」という本があったことも出されました。江戸時代、ハワイの話も出て、時代や地域でも性の扱いが違うことが分かりました。
さらに、「SRHR(性と生殖の健康と権利)を尊重して子どもに接することが大切」「幼い頃から社会全体で教えたい」など子どもたちへの伝え方を考え合いました。
参加者からは、「日常生活にこれまでなかった討論ができて勉強になった」「男性の話も聞けてよかった」「こんな情報を学校や地域にPRしてほしい」など好評でした。
大人のための性教育グループトークでは、性別にかかわらず18歳以上の名張市民の方のご参加を呼びかけています。3回の連続イベントではありますが、第3回の申し込みも、受付中です!
お申し込みはこちら→https://forms.gle/BgxSeaEjrvsES1D7A
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