外国人住民と地域住民が、ともに暮らしやすいまちをめざして

名張市多文化共生センター
Nabari City Multicultural Center

手指消毒剤を寄付していただきました!

ミャンマー国籍の日本語教室に通う生徒さんお二人から、実習している会社で製造している手指消毒剤をNabiChanにいただきました。(名張市内にはミャンマー国籍の人たちが40人以上、生活しておられます。)
情報交流センター内で、来館者の方々、スタッフともに使わせていただきます。
本当にありがとうございました。

ご存じの通り、彼女たちの母国であるミャンマーでは、2月に軍によるクーデターが起こり、そのことをめぐって世界の各都市で民主化への支持を訴えるデモが行われてきました。
今なおミャンマー国内各地で武力衝突が相次ぎ、抵抗運動が再び活発化する一方で、コロナ感染も極めて深刻化している状況だそうです。
コロナ禍で、ただでさえ心穏やかに過ごせない今の世の中にあって、母国の現状も重なるとその心中はいかばかりかと想像に難くありません。

7月の日本語教室では、季節行事の「たなばた祭り」を取り上げ、各クラスでその由来や意味を学び、生徒さんたち一人ひとりが願いを短冊に書いて笹につるすという体験もしていますが、彼女たちは「ミャンマーが早く平和になってほしい」と願います。

コロナが収まることはもちろん、母国のこと、家族のこと、友達のこと、そして自分のこと・・・願いは様々ですが、すべての願いが叶う日が必ず来ますようにと、強く思います。

NabiChanの願いは、「あなたに いいまちは わたしにも いいまち」・・・名張市在住の外国人住民も日本人住民も、すべての地域でともに暮らしよい名張市になることです。
NabiChanはまだまだ力不足ですが、実現のために一歩一歩歩んでいきます。さらなるご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

名張市多文化共生センター
〒518-0775 三重県名張市希央台5番町19番地 名張市市民情報交流センター内
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