誇りのもてる「自治のまち」を実現するために

名張市市民活動支援センター
Nabari City Civic Activity Support Center

10月3日 SDGsを学ぶ連続講座 Part1を開催しました

昨年度大好評だったこの講座を今年も開催したいと準備を進めていましたが、コロナが終息する気配もなく、開催するかしないかの判断が迫られました。
市内の公益活動団体も行事やイベントを開催することができず、みなさんがセンターを訪ねてくださる機会も減っています。みなさんの活動がとまっている今だからこそ、学びの時間が必要なのではないか。コロナ後の活動に役に立つものを提供するのがセンターの役目ではないか。中止にするのは簡単だけれど、本当にそれでいいのか。事務局でも大いに悩みました。そんな時に「社会をとめない。公益活動もとめてはだめ」と講師の米山さんがアドバイスをくださり、コロナ対策を取ったうえで開催させていただきました。

12の住民の島と4の行政の島に分かれてゲーム開始です。

手元のカードを見ながらグループ内で作戦を練ります。

今回の行政は縦割りではなく、横の連携をしっかりとって情報共有をしていました。

自分たちのプロジェクト達成に必要なものを探しに他の住民の島へ。カードを探すだけではなく、他の住民が持っているカードの情報などを共有します。

でも、プロジェクトを達成しても、地域バロメーターが下がればその事業には意味がなくなります。その見極めも重要になってきます。

住民同士で解決できないときは行政に相談に行きます。必要な支援を的確に訴えることが必要です。

最後のターンでは、住民島の一つに住民たちの情報が集められました。見ていて、この発想は素晴らしいと思いました。

住民も集まり、みんなで知恵を出し合ってプロジェクトを見つけ出していました。

すべてのメーターが8以上になることが目標でしが、人口のみ達成できず、みなさん悔しそうでした。

・・感想から・・
・自分のことと相手のこと 両方を考えられる大きな視点を持つこと
・目先のことだけにとらわれず、その先にどのような効果があるのかを考えること
・プロジェクトを達成するためには情報の公開と共有が必要
・誰のため?何のため?と常に考える
・直接関係がないと思うようなことでも、広い視野を持ち、関心を持ち耳を傾けること

みなさんの言葉には、ゲームの感想とは思えないほどの熱い気持ちがたくさん書かれてありました。

次回は、「ふりかえりシート」を使ってこれからの暮らしや活動にどう活かすかを形にしていきます。
12月にみなさんに会えることを楽しみにしています。

最後になりましたが、講師の米山さん、中川さんありがとうございました。

名張市市民活動支援センター

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