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【伊賀タウン情報YOU】
名張市立病院どう変わる? 10月1日独法化 現行との主な違い

三重県の名張市立病院(同市百合が丘西1)が10月1日、地方独立行政法人に移行(独法化)する。市が直接運営してきた現行の体制を改め、理事長を中心とする独立した法人組織が病院運営を担うことになる。目的は、経営の自律化と地域医療の持続的な確保にある。

市立病院は1997年に開院し、病床数200床を備え、伊賀地域の医療において中核的な役割を担ってきた。現在は地方公営企業法の一部適用を受けており、経営責任者は市長で、職員が公務員として従事している。医業収支の悪化や地域の人口減少に伴う患者の減少、医師不足といった長年の課題に加え、コロナ禍後の看護師不足に伴う病床の制限など、厳しい状況が続いている。

独法化後は、職員が非公務員化される。市が中期目標を定め、法人が中期計画を作成。市長が任命する理事長の下で法人の迅速な意思決定が可能となり、柔軟な人事や弾力的な支出など、経営の自由度は大きく高まる。

【関連記事】独法化する名張市立病院 理事長就任予定の医師に聞く(https://www.iga-younet.co.jp/2025/09/20/106906/

伊賀タウン情報YOU記事より

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