三重県名張市に拠点を置く企業・団体が市民への感謝と地域活性化を目的として9月20、21の両日、同市南町のアスピアホールで「名張EXPO2025」を開く。入場無料。
市や名張商工会議所などが後援。3回目となる今回は21団体が参加予定で、昨年は3000人を超える来場者があった。
会期中は名産品を最大9割引で販売する「SDGsマーケット」がある。昨年に引き続き、革バッグ(丸富商会)▼アートフラワー(エミリオ・ロバ)▼クラフトコーラ(Uプロダクツ)▼木製品(市原木工所)▼加工食品(イーナバリ)▼はちみつ酵母パン(Siamiel)▼菓子(賛急屋)などが出品される他、今回初めてトレーディングカード(ネクスト・ワン)▼アニメグッズ(ブックスアルデ)が出店。
また、「SDGsワークショップ」として、LIXIL名張工場が木廃材を使ったキーホルダーの制作▼名張高校とエミリオ・ロバのコラボレーションによる立体アート作品作り▼伊賀タウン情報YOUが新聞紙でおしゃれなかごバッグを制作する他、初参加のエナジーウイズがキッズ工作教室を開く。それぞれ先着順で、参加費は無料。また、有料ワークショップとしてエミリオ・ロバがフラワー&グリーンアレジメント(500円と1000円の2コース)▼丸富商会が革雑貨のハンドメイド(1000円)の制作体験を行う。立体アート以外、いずれも持ち帰り可能。
イベントホールでは、エミリオ・ロバと名張高校の生徒がコラボレーションし、20日午後1時から同5時まで、花と女性モデルをモチーフにしたオープンデッサンコンテスト(参加無料、各賞あり)、同日午後4時から30分間、「フラワーブーケ&ファッションショー」を開催し、会場を盛り上げる。
屋外では、古民家カフェこのは(弁当)、マウンテン(ベビーカステラ)の他、初参加のたまきや(へこきまんじゅう)が移動販売車で実演販売する。
今年の目玉として、大阪・関西万博を3DCGで再現できる「バーチャル万博〜空飛ぶ夢洲〜」が出展される。タブレットやスマートフォンなどを使って万博会場を巡る疑似体験ができ、バーチャルならではのイベントや展示を楽しめるという。
毎回参加している丸富商会の前野剛さんは「ワークショップでは革雑貨作りの楽しさを味わってほしい」、菊水テープの高山進吾さんは「今年もカプセルトイを使ったゲームで、当選者にはオリジナルグッズをプレゼント」とPRする。
イベント事務局のエミリオ・ロバの奥田知久さんは「今回は新規の参加企業が5社あり、年々規模が拡大している。イベントを通じて、名張にあるものづくり企業の魅力や商品力を再発見していただきたい」と来場を呼び掛けている。
問い合わせはエミリオ・ロバ(0595・28・4273)、または奥田さんの電子メール(t_okuda@emilio-robba.com)へ。
伊賀タウン情報YOU記事より