衛生用品メーカー「サラヤ」(本社・大阪市)は4月17日までに、海と環境を題材にした書籍「あおいほしのあおいうみ」を三重県伊賀市に29冊、名張市に21冊寄贈した。計50冊の書籍は、両市の小中学校や図書館などに配られる。
書籍は、SDGs(持続可能な開発目標)の14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに編集され、大阪・関西万博のパビリオン「ブルー・オーシャンドーム」の出展に合わせて関係団体が書籍化。同社は書籍の作成・発刊に当たって関係団体に寄付を行っており、広く知ってもらおうと両市への寄贈を決めた。
B5変型版カラー132ページで、海洋生物の生態や食卓の話題、海に関わる仕事、宇宙の話など、イラストを交えて幅広く紹介する内容になっている。
4月17日には、サラヤグループの「ヒルホテルサンピア伊賀」(伊賀市西明寺)の堀久仁寿・地域創生部兼営業推進部長らが名張市役所を訪れ、西山嘉一教育長に書籍を手渡した。堀部長は「これから一番大事なのは環境。小中学校の皆さんと一緒に考えていけたら」と話し、西山教育長は「本当に良いものを頂いた。大事に使わせていただきたい」と感謝を述べた。
伊賀市への寄贈は、3月下旬にあった。
伊賀タウン情報YOU記事より