誇りのもてる「自治のまち」を実現するために

名張市市民活動支援センター
Nabari City Civic Activity Support Center

名張ゆめづくり協働塾「とにかく読んでもらえる広報誌の作り方」講座を開催しました。

11月17日(水)14:00から見出しの講座を開催しました。
地域づくりや市民センター、また活動団体で広報誌(紙)作成を担当しておられる方など、21名が参加してくださいました。

講師には岐阜県関市の市民活動センターを受託し、関市のまちづくりに関する事業を展開されている、特定非営利活動法人せき・まちづくりNPOぶうめらんの代表理事の北村隆幸さんをお招きしました。

読んでもらえる広報誌(紙)とはどんなものか。
誰に読んでもらいたいのか。
読んでくれた後、読者にはどんな風になってもらいたいのか。
そんなことにポイントを置きながらお話してくださいました。

広報誌(紙)をつくるにあたって、まずは、自分たちが目指す姿をはっきりとさせる必要があります。そうすることで、作る内容も変わってくるし、デザインも変わってくるかもしれない。団体の活動でもミッションが明確でなければ、どんな事業を行うのかがわからなくなるのと同じです。

また、作り手と読み手の距離を縮めることも大切です。「欄外に小ネタを書いく」「編集後記を載せる」など作り手の顔が見えるようなちょっとした工夫をすると、広報誌(紙)が身近な存在になるそうです。

ページ数が少ないと難しいかもしれませんが、毎号「特集記事」を載せてみるのもいいかもしれません。特に参加してほしいイベントの特集を載せて、読者が「ちょっと参加してみようかな」と思うような、次のステップに踏み込めるようなものを用意することも大切だそうです。

北村さんが実践されている、広報誌(紙)をすっきり読みやすくするレイアウトや、写真の撮り方、また、取材フォームなど発行までに必要な様々なことも教えていただきました。

講座の中に、ワークの時間も取り入れて下さったので、それぞれ自分の作っている広報誌(紙)についての振り返りや、今後の目標などを書き出しました。
それを基に隣の人と意見を交換し、自分が気づいてなかったことを発見する工夫もしてくださいました。

そして、何より参加者のみなさんが一番喜んでおられたのは、自分たちが作った広報誌(紙)について、一つずつ講評をしてくださったことです。
「このレイアウトが見やすくていいですね」「目次がついているのがいいですね」「地域の人口などの数字が入っているのがいいですね」「地域の人の活動が顔写真付きで紹介されているのがいいですね」・・・。
毎月苦労して作っている自分たちの広報誌(紙)が、ほめられているのを、うれしそうに恥ずかしそうに聞いておられる姿を見ることができて、この講座を開催してよかったと感じました。

講座の様子は「名張市公式Youtubeチャンネル」に動画が掲載されています。

最後になりましたが、講師を務めてくださいました北村さん ありがとうございました。

名張市市民活動支援センター

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