【毎日jp】なばりのたからもの功労者 2組認定 影絵で文化発信/夫の活動妻支え /三重

 名張ユネスコ協会は、市内で文化や自然の継承に取り組む個人や団体を顕彰する「なばりのたからもの功労者」に2組を認定した。同市中町の酒店経営、角田勝さん(75)、久子さん(69)夫妻による「劇団ふたり」と、車椅子の演歌歌手、大和幸司(本名、中山孝雄)さんの妻、中山千代子さん(70)=同市中知山。今回が7、8番目の認定者となる。

 角田さん夫妻は江戸時代から続く老舗酒店を営む。店の一角で3代目夫婦がモデルの影絵を上演し、2004年に劇団を結成した。

 口上は勝さん、影絵の動作などは久子さんが担当し、江戸川乱歩や忍者が題材の約20作を上演。昨年は外国人観光客向けの作品にも取り組んだ。同協会は「名張市の歴史・文化を影絵で発信した」と評価した。

 中山さんの夫は、転落事故が原因の手足のまひや言語障害のリハビリで歌を始め、1992年に歌手デビューした。現在も福祉施設などで歌い、中山さんが会場までの送迎や衣装の着替えを手伝うなどして歌手活動を支えている。

 同協会は「障害を持って活動する夫を内助の功で支えた」と認定理由を挙げた。【広瀬晃子】

毎日jp記事より