名張地域ゆめづくり協働塾 まちづくり研修「なばりのまちづくり」の様子を紹介します

3連休の初日にあたる1月12日(土)の午前中、予想をはるかに上回るたくさんの方にお越しいただき、「なばりのまちづくり」研修会が開催されました。

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講師は新潟県内を主なフィールドに幅広く活動されている、特定非営利活動法人都岐沙羅パートナーズセンターの斉藤主税さんです。
まず最初に自己紹介を兼ねながらご自身や団体のこれまでの活動についてお話ししてくださったのですが、その中にもこれからの名張に必要だと思われるヒントがたくさんありました。

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研修会では、まず、名張市の集落ごとの人口構成分布表(名張市市民活動支援センターで作成しました)を見ながら、「今後どのようなことが起きるのか」「どうすればいいのか」を他人事ではなく自分事として実感しました。例えば、16歳未満同居率が高い地域は、今親と同居している子ども達が地域にとどまってくれるような取り組みを進めなくてはなりません(仕事がある、生活できるなど)。同居率が低くなおかつ高齢者率が高い地域では、日々の暮らしを支える仕組みを急いで整えないといけません。
このように地域によって課題がぞれぞれ違うことを理解して、必要な取り組みをしていかないとなりません。

そして、少子化が進むと税収減となり、高齢化が進むと社会保障費が増加します。またインフラの更新による支出も増えます。そうなると今までのような行政サービスを受けることができなくなります。行政依存体質を改善して更なる住民自治の構築が必要になります。
困難が待ち受けている地域づくりの今後を担ってくれるのは若者世代ですが、彼らは少子化の影響で少数派です。でも、彼らも自分たちの地域に対する思いは持っています。そんな若者世代が交流できる場所をつくり、彼らの意見を丁寧に聞いてることも必要になってきます。
そして、将来地域の担い手になってもらえるように上手にサポートしましょう。

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また、地域で行っている様々な行事についても棚卸しをする必要がありますが、やめることは簡単なようで実は難しいそうです。なので、掛け算で考えてみてはどうでしょうと提案がありました。
考え方は「ついでにやる」「まとめてやる」です。
例えば、地区の運動会の種目に防災に関するテーマを盛り込んで、運動会と防災訓練を一緒にやるなどです。

とにかく、今のままの地域づくりでは立ち行かなくなるので、これからの時代に即した進化をすることが今後の課題だということがわかりました。
そのためには
・冷静に現状を見据え、将来への備えを今から始める
・高齢者には、できるだけ長く元気でいてもらう(活躍の場、いきがいがある)
・若者世代の意向も丁寧に聞き、彼らの交流の場を作る
ことに尽きるのではないかと感じました。

講師の斉藤さん、わかりやすいお話をありがとうございました。
参加者のみなさん お疲れさまでした。今後の地域づくりに活かされるようセンターもサポートしていきますので、どうぞご活用ください