平成28年度 地域づくり代表者会議 実践交流会に参加してきました。

3月22日に教育センターで開催された、地域づくり代表者会議実践交流会に参加してきました。
各地域づくりの代表者と、亀井市長をはじめとしてたくさんの見学者で広い会場が人で埋まっていました。
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今年の発表者は、ひなち地域ゆめづくり委員会とつつじが丘・春日丘自治協議会、地縁法人錦生自治協議会の3団体でした。
発表と中川先生の講評をまとめました。

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ひなち地域ゆめづくり委員会 「地域の支え合いセンターなごみの開設の経緯と運営について」
学校用地約9000㎡の土地を「富貴の森公園」として造成を始めたことが、その後のなごみ建設へと進んでいったこと、地元の人たちで作り上げたこと。
また、28年9月から運営を開始して今年の2月までの実績は、来場者数5400人でその多くはリピーターとなっていること、来場者は居住地からの距離に反比例していること、今後自立した運営をするためにどうすればいいのか考えていることなどが発表されました。
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アドバイザーの中川先生からの講評。
地域づくりとは、「何をやってもいい、できないことはしない、しなければならないことはする、したいことをする」が基本。
なごみは、公園を地域住民の手で作っていく中ででてきた「コミュニティーセンターも作りたい」という意見が形になったもので、まさに「したいことをする」パターン。

つつじが丘・春日丘自治協議会 「このまちにずっ~といたい! ~誰もが胸をはって住みたくなるまちづくり~」
4つの基本構想に中の、安心・安全で生きがいを持って暮らせるまちづくりの項目の中から健康に関する取組について。
年間プログラムを作って、民生委員や配食サービスとも連携しながら交流会を開催していること、認知症サポーター養成講座は地域内の小学校と中学校でも授業に組み込んでいること、がん検診は健診結果をデータ化し成果を見るようにすることで役員のモチベーションを上げていることなどが発表されました。
全国どの地域でも悩みの種である、若い人の参加が少ないのが課題。
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アドバイザーの中川先生の講評。
交流会参加者の中から、やってくれる側にまわってくれる人を探すのことも大事。
認知症サポーター養成講座を小・中にも浸透させているのはすごいこと。
データを見せることは現状を確認することで、今後進む方向性がはっきりする。
若い世代の参加については、学童保育の保護者会をうまく引き込むことで成功している事例があるので参考にすれば?

地縁法人錦生自治協議会「きのこの里作り・にしきおてらすを企画・家庭料理大集合による文化伝承」
きのこ栽培は、過疎化と高齢化の問題を解決するために始めたこと、錦生小学校の跡地利用で生産センターをオープンさせたこと、そこから高齢者や主婦の雇用促進を生み出すこと、また学校給食にも取り入れてもらい地産地消をすすめている。
にしきおてらすは、特別栽培米を三重県の伝統工芸品(伊勢木綿・伊賀くみひも・伊勢和紙など)を使って高級ギフトセットとしてネット販売することで、錦生ブランドを全国発信する。この企画は県外から移り住んできた若者のアイデアが詰め込まれている。
家庭料理大集合は、昔から錦生は各家庭や地域で工夫された郷土料理があることから、それを継承していくために企画したことなどが発表されました。
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中川先生からの講評。
過疎化や高齢化が危機感となり、地域資源(農業)の見直しという発想につながった。
伝統的なものを重視している点がいい。そして何より外からの風(移住者)のおかげで地域が活性化している。
今後ブランド性を高めるためには、情報を発信するだけでなく消費者を現地に迎え入れファンを増やすことも大切。

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最後にまとめとして中川先生から、
・自前でやらなければいけないと思いこまない
・隣の地域やサポーターと一緒にやってみる
・同じような環境を持っている他市の地域づくり組織と姉妹協定を結び知恵を交換し合う 交流する
・異質と思えるものと交流する
など 今後へ向けてのヒントになるになるお話がたくさんありました。