「安心して・・・」障害者向けメッセージ(毎日新聞より)

相模原殺傷事件

19人が死亡した相模原市の知的障害者施設での殺傷事件を受けて、知的障害者と保護者会らでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」は27日、事件で不安を感じている障害者に向けてのメッセージをホームページに出した。久保厚子会長名で「私たち家族は全力でみなさんを守る。安心して、堂々と生きてください」と呼びかけている。
 事務局には、事件への憤りや悲しみを訴える電話が各地から寄せられているといい、不安が広がらないよう、メッセージを発信した。各都道府県にある育成会にもメールで送り、会員への周知を依頼したという。

 同連合会は前身団体が1952年に設立された。障害者の権利保障や家族の支援に取り組み、全国に約20万人の会員がいる。

メッセージ(抜粋)
 

容疑者(ようぎしゃ)は自分(じぶん)で助(たす)けを呼(よ)べない人(ひと)たちを次々(つぎつぎ)におそい、傷(きず)つけ、命(いのち)をうばいました。とても残酷(ざんこく)で、決(けっ)して許(ゆる)せません。亡(な)くなった人たちのことを思(おも)うと、とても悲(かな)しく、悔(くや)しい思(おも)いです。

容疑者(ようぎしゃ)は「障害者(しょうがいしゃ)はいなくなればいい」と話(はな)していたそうです。みなさんの中(なか)には、そのことで不安(ふあん)に感(かん)じる人(ひと)もたくさんいると思(おも)います。

 

 そんなときは、身近(みじか)な人に不安(ふあん)な気持(きも)ちを話(はな)しましょう。みなさんの家族(かぞく)や友達(ともだち)、仕事(しごと)の仲間(なかま)、支援者(しえんしゃ)は、きっと話(はなし)をきいてくれます。そして、いつもと同(おな)じように毎日(まいにち)を過(す)ごしましょう。不安(ふあん)だからといって、生活(せいかつ)のしかたを変(か)える必要(ひつよう)はありません。

 障害(しょうがい)のある人(ひと)もない人(ひと)も、私(わたし)たちは一人(ひとり)ひとりが大切(たいせつ)な存在(そんざい)です。障害(しょうがい)があるからといって誰(だれ)かに傷(きず)つけれたりすることは、あってはなりません。もし誰(だれ)かが「障害者(しょうがいしゃ)はいなくなればいい」なんて言(い)っても、私(わたし)たち家族(かぞく)は全力(ぜんりょく)みなさんのことを守(まも)ります。ですから、安心(あんしん)して、堂々(どうどう)と生(い)きてください。