市民文化講座「人権コンサート」を開催しました。

 6月13日名同協総会記念公演=女性デュオPaix2(ぺぺ)トーク&コンサート「Prisonコンサートを通して学んだこと・・・本当の幸せとは」が開催されました。

 名張高校プレゼンテーション実習室に集まった約180人を前に、始まった人権コンサート。そこにはペペさんの思いが溢れていました。

 ~トークより~
 Prison(刑務所)コンサートをするのは慰問ではありません。同じ時を生きているのなら、Prisonコンサートを通して、互いに何かを考える機会になればと思ってやり続けているのです。
このコンサートを始めたのは、倉吉市で1日警察署長をしたとき、そこで「刑務所でコンサートをしたら」と言ってもらったのがきっかけ。最初は鳥取刑務所。そして少年院にも行くようになりました。
少年院では、彼らは私たちの歌など聞いてくれそうもないという思い込みがありました。ところが、しっかり姿勢よく聴いてくれたのです。握手も目を見てしてくれました。そんな少年たちがなぜ道を外したのか。悩んだときに相談する相手がいなかったのでは・・・。少年たちは、自分を大切にすることを知らない。時間をかけて「自分を大切にしていいんだ」と思うようになるのです。

 ~そして歌・朗読~
 私が生まれてきたわけは幸せになるためにという曲「いのちの理由」が心に沁みました。
「元気だせよ」と言う曲では、参加者のこぶしを高々と突き上げさせました。
そして、犯罪を犯した父を持つ娘からのメッセージ朗読。「刑に服している中、ガンで荼毘に付した父。父を許して!」という家族としての悲痛な願い。会場から聞こえるすすり泣き・・・。
曲「ともいき」は、自分自身と共に生きることが一番大切だということが伝わってきました。
そして最後の曲「逢えたらいいな」でステージを締めくくったぺぺさん。癒しの歌声のなかにも考えさせられる内容がいっぱい詰まった、あっという間の90分。
「もっともっとたくさんに人に聞いてほしい」そんなことを強く思った時間となりました。