2013年度 人権啓発まちづくりリーダー養成講座(安全防災シリーズ)を開催しました。

【目的】
 名張市の災害時における避難場所として、各地区公民館等や高等学校とともに市内22の小中学校がその役割を果たす施設として指定を受けています。 
 今年9月22日に行われた名張市の防災訓練では、各地区の指定避難所である公民館・市民センター(一部学校を含む)への避難、初期運営についても訓練内容として実施されました。それら一連の取り組みとして、今回、地域の方々と学校施設管理者等が集まり、自地域の小中学校における災害時の具体的な対応について考え合うワークショップと講演会を開催します。
 豪雨、台風、地震等により、危険を察知すれば、避難や避難所開設指示が出されるまでに、様々な条件の人々が小中学校に避難してくることも予想されます。初動の段階からすべての市民の安全・安心を確保することは、人権のまちづくりにかかわる大きな要素の一つです。 
 ワークショップでは、災害時各校での考えられる場面を想定し、平素から災害時に至るまでの地域・学校としての連携の在り方や避難者への対応、課題等を考えます。
 講演会では、9月22日の防災訓練の総括、及びワークショップで話し合われた連携や課題をもとに、講師からの助言提言を受け、各地域・学校における防災体制の整備、改善、共有化につなげます。
 これらのことを通し、地域と学校が、災害時の具体的対応や課題を共有し、今後の名張市における防災体制、避難所開設・運営に活かされることを願います。

【実施日時】
  ①ワークショップ *4回のうち、1回に参加
   A ・・・ 平成25年 12月 14日 (土) 午後1時30分~午後4時30分
   B ・・・ 平成26年  1月 18日 (土) 午後1時30分~午後4時30分
   C ・・・   同    1月 25日 (土) 午後1時30分~午後4時30分
   D ・・・   同    2月  1日 (土) 午後1時30分~午後4時30分

  ②講演会 *防災訓練及びワークショップ総括・助言を受ける全体会
        平成26年 2月 15日 (土) 予定:午後1時30分~午後4時00分

【会  場】
  ①A・B=名張市役所 大会議室  C・D=名張市防災センター 研修室 1・2
  ②名張市武道交流館 いきいき 多目的ホール

【内  容】
  ≪ワークショップ≫
    ・各学校のグループに分かれ、該当地域の方々と学校長等が、学校の平面図をもとに図
     上訓練を行い、災害時の様々な条件への対応、課題等について話し合い、ある程度の
     見通しを持つ。
  ≪講演会≫
    ・9月22日の防災訓練の総括、及びワークショップで話し合われた対応や課題に
ついて、講師より改善点や課題、留意点等について助言・提言を受ける。

【講  師】
    ≪ワークショップ≫  名張市危機管理室員  名張市地域防災活動推進員
    ≪講  演  会≫  (公財)市民防災研究所  特別研究員 細川 顕司さん

【対  象】
    災害時の各地域関係者   各学校長等

【主  催】 名張市人権センター
【共  催】 名張市教育委員会
【後  援】 名張市防災協会

*この講座は、2013年度名張市人権のまちづくり推進委託事業です。

【振り返り】
 

12月14日(土) 午後1時30分より、名張市役所大会議室で「市内小中学校における災害時の対応をみんなで考えるワークショップ」を開催しました。
このワークショップは市内20校を4回に分けて行います。

今回はその第1回目。
百合が丘小学校・箕曲小学校・美旗小学校・北中学校の各学校管理職と校区地域の皆さん、そして名張市危機管理室員、名張市教育委員会室員の皆さん、合わせて40人が参加して実施されました。

4つの想定される災害状況下において、「学校は何をする?・地域は何をする?・学校=地域=市がどう連携する?・課題は何?・まず取り組んでいくことは?」ということについて、1つずつ意見交換、協議をしていきました。また、それぞれについての対応ポイントを名張市地域防災活動推進員の宮下健さんから示していただきました。

事後アンケートからも「防災において地域と学校の連携についてもっと話し合う機会が必要と感じた」「学校の取り組みがよくわかり、今後の活動に役立つと思う」など、これからも学校と地域住民の協力連携を進めていこうという機運づくりになりました。

12月14日(土) 午後1時30分より、名張市役所大会議室で「市内小中学校における災害時の対応をみんなで考えるワークショップ」を開催しました。
このワークショップは市内20校を4回に分けて行います。

 

 名張市小中学校における災害時の対応をみんなで考えるワークショップ第2回を、1月18日(土)午後1時30分から名張市役所大会議室において開催しました。

今回は名張小・中学校、赤目小・中学校、桔梗が丘小・東小・南小・中学校の8校について、学校管理職と地域関係者、教育委員会、危機管理室、人権センターが集まり、58名の参加のもと、どの学校グループも活発な話し合いが繰り広げられました。

最後、各グループからの課題発表は、「平素の鍵の管理の在り方」「学校と地域の防災における協力体制構…築のため、毎年このような話し合いの定例化が必要」「学校と地域の防災マニュアルの共有」「名張市全体の防災システム確立」など貴重な課題と今後早急な取り組みが出されました。また、ワークの中で、「高齢者」「障がい者」「乳児」「外国人」等々、様々な視点で人権が保障される避難所の開設運営についても考える機会がありました。

 
1月25日、「名張市小中学校における災害時の対応をみんなで考えるワークショップ」の第3回目を名張市防災センターで開催しました。

今回は、つつじ小、南中、比奈知小、滝之原小、薦原小の5つのグループに分かれ、地域関係者、学校長、市危機管理室員、教育委員会各室員、防災コーディネータ、それぞれの立場の皆さん33人が参加してのワークでした。3時間にわたって、どのグループにおいても、熱心な討議、真剣な意見交換がありました。

今回発表された課題や取組は「学校・保護者・地域の防災情報の共…有と連携」「保育所との連携」「体育館 鍵の保管」「校外での児童生徒の安全確保」「年度当初、防災に関しての学校・地域防災連絡協議会の開催」「大規模火災の対応」などでした。

このワークも3回実施して、市内の指定避難所である小中学校と地域の防災体制における課題が、ほぼ浮かび上がってきた感があります。
 

2月1日(土)「名張市内小中学校における災害時の対応をみんなで考えるワークショップ」、最終グループが集まり、第4回目を名張市防災センターで開催しました。

今回は、梅が丘小学校、すずらん台小学校、薦原小学校の校長先生とそれぞれの地域関係者の方々、市教委室員、危機管理室員、防災コーディネーター等、24人が参加して、熱心にワークが進められました。

今回も各グループ共通しての課題として、「防災の観点で地域と学校が今まで以上に連携していかなくてはならない」や「体育館鍵の管理のシステ…ム化を進める必要がある」「市内どの学校にも基準となるマニュアルの作成が必要」などが出されました。

地域と学校の防災タッグは今始まったばかり。
お互いの対応について理解を深め、これから具体的な取り決めや連絡方法、情報の共有化等、具体的な話し合いの場が定期的に持たれることにつながれば、と思っています。
4回に分けてのワークショップ。参加された皆さん、ご苦労様でした。

 写真 写真: 自校の校舎平面図をもとに対策本部の部屋や開放教室を確認しあう参加者の皆さん 写真