2016年度人権ワークショップ課題別講座1を開催しました。(開催日8/17)

すべての「性」は一生を通じた“いのちと生活”の問題!

8月17日午後1時30分より、名張市教育センターで「性的マイノリティについて『理解と実践』」をテーマに人権ワークショップ課題別講座①(参加者60名)を開催しました。
最近よく取り上げられる「性的マイノリティ」や「LGBT」。学べば学ぶほど、少しずつ理解が確実に深まることを感じます。
 受け入れることができない感覚、感情を少し抱きながらも、理解者のように振る舞っています。「性別」を短絡的に「男」と「女」に2極化し、でも「らしさ」や「見た目」「ふるまい」だけは否定して理解者ぶっています。
 でも、そんなことはどうでもいいように思えてきました。今までも当事者の方の講演会や研修会等でも感じ始めていましたが、今回講師にお招きした中田さん(性と生を考える会代表)のお話からも、多様な性も尊重されるべき人権であり、すべてが一生を通じた“いのちと生活”の問題だということを強く感じました。インターセックスについても、参考に教えていただいた「ネクスDSDジャパン」のホームページを早速開けてみました。DSD(性分化疾患)を持つ子どもと家族のための世界中の医療 機関・サポートグループからの情報が集まっているサイトです。知らなかったことばかりでした。知れば知るほど自分の感覚、感情が揺さぶられます。
自分は自分の「性」をまるごと尊重した生き方をしている? 最後はやっぱり「自分」に行きつくのですね。
もうお一人、講師にお招きした福嶋さん(上牧第二小学校教諭)からは、「多様な性」を子どもたちの授業でどう取り上げるかの授業実践を、ご報告いただきました。
低学年では「タンタンタンゴはパパふたり」という絵本を使って、読み聞かせから子どもたちの考えを引き出し、家族の様々な形に気づかせていくという授業。小学校4年生では保健体育の単元の中で「人間の性は多様である」ことの理解を目標に、外見だけで性別を判断しがちということをおさえ、性別を4つに分けて考える授業でした。
今回の受講者は大半が学校や保育所等、子どもの成長に係る先生方でした。どの学校・園・保育所にも性的マイノリティの子どもがいると考えた時、学校・園・保育所としてできることは?自分にできることは? 明日からの実践につながることばかりでした。
皆さん、ご苦労様でした。

名張市人権センターさんの写真

名張市人権センターさんの写真 名張市人権センターさんの写真