2015年度人権ワークショップステップアップ講座StepⅠを開催しました!

 笑顔 笑顔の人権ワークショップでした!

 8月17日、午後1時15分から4時45分まで、名張市教育センターの大研修室に52人が集まり、人権ワークショップステップアップ講座Step1を実施しました。
今年も講師に人権ワークショップ代表の幸田英二さんを迎え、~自尊感情が高まる「参加型人権問題学習」~というテーマで、貴重な体験をさせていただきました。全員が1列で半円を作り、ウォーミングアップからの始まり。
 最初のワークは「あなたの力を貸して・・・」でした。
自分が「持っているもの(プラス面)」と「持っていないもの(マイナス面)」があるという両面性に気づき、自分の「内なる力」に気づく作業を通して、否定的な自分(他者)への思い込みをやめるというもの。
2人1組になって自己紹介をしながら自分のことを教え、相手のことを聴く・・・・また相手を変えて、自分のことを教え、相手のことを聴く・・・・また相手を変えて・・・・。皆さんの表情がどんどん柔らかくなり、笑顔でコミュニケーションをとる一人ひとりの姿は、この広い会場を安心の場にしていきました。

 次のワークは「逆転の発想」
悪いとみれば…おせっかい→良いとみれば…世話好き
悪いとみれば…引っ込み思案→良いとみれば…つつましい
など、20の事例を取り上げ、逆転の発想で「明るくプラス思考」にとらえる。そのことで「自分が楽になる」「自信と意欲が出てくる」と。ここで幸田さんは、自身の経験を語られました。自分に対する見方を変える、自分に共感してくれる人がいる・・・そのことで今の自分があるというお話を聴けたことは、ワークの中で一人のお話に引き込まれる、とても新鮮な時間となりました。

 後半は、市内教職員の模擬ワークショップ実践提案です。今年は錦生赤目小学校教諭の川口さんから45分間の提案がありました。ジャンケンゲームから始まり、同じ色のシールの人たちでグループを作っていきます。各自「自分の大切なもの」を16枚、ワークシートに書き込み、最終2枚に絞り、ペアを組んだ人にどちらかを破ってもらう。自分にとって大切なものを破られる気持ち、相手の大切なものを破る気持ち・・・選んだものについて大いに誉められる気持ち・・・複雑な思いが交差する瞬間でした。

 前半の雰囲気そのままに、終始和やかで温かい雰囲気の中、笑顔で自分のことを話し、笑顔で相手の言葉に耳を傾け、大きく相槌を打ちながら、互いにつながっていく時間となりました。

 参加された皆様から、実にたくさんの感想をいただきました。その一部を紹介します。
●幸田先生のお話、心に沁みました。教師として、自分の言葉がけ一つで子どもたちの人生を変えることがあることを肝に銘じ、これから接していきたいと思います。
●“人と話すことは楽しい 聞くことでもっと楽しくなる”そう感じたワークショップだった。子どもたちが「人と接することは楽しいんだ、おもしろいんだ」と感じさせられる体験をさせ、伝えていければと思う。
●ワークショップ型で楽しく参加できた。知らない先生方とも交流し、自分の新たな一面に気づいたり、体験することで、気づいていなかったことに気づかされた。否定と受容で、まったく気持ちが変わることが改めて分かった。自尊感情を育むためには、適切なコミュニケーションを取り、相手の枠組みで聴くことがすべての土台であることを学んだ。
●生徒に対してもやってみたい、かつ簡単にできそうなものばかりだったので、2学期以降の授業に生かそうと思います。

ありがとうございました。