ヘルプマーク理解深めて普及へ県庁でセミナー/三重/毎日jp

 ユニバーサルデザインの街づくりを進める県はこのほど、県庁講堂でヘルプマークの普及やバリアフリーの推進を図るセミナーを開いた。県庁職員ら約150人が集まり、県が6月に導入したヘルプマークやヘルプカードについて理解を深めた。
 ユニバーサルデザインは、性差や障害、言語の違いなどを超えて利用できるよう工夫されたデザインを指す。ヘルプマークは人工関節などの内部障害や、一見しただけでは分からない疾病を抱える人が身につけることで、周囲に配慮や協力が必要だと気付いてもらうために考案された。2012年に東京都が初めて導入し、現在では29都道府県で活用されている。
 セミナーで講師を務めたNPO法人「いのちを繋ぐプロジェクト」代表の小崎麻莉絵さん(35)は、血液に異常が表れる病気にかかった自身の体験を紹介。「ヘルプマークを付けると(周囲の反応)劇的な変化があった。健康な人が応援してくれる社会になるよう、みなさんの行動につなげてほしい」と呼び掛けた。
 ヘルプカードは県庁や各市町の窓口、ヘルプマークストラップは県庁や県福祉事務所などで受け取ることができる。取りに行くのが困難な場合は郵送も受け付けている。問い合わせは県地域福祉課(059・224・3349)