名張市 全国初の妊婦応援宣言 出産・育児支える町に キックオフ大会に200人/三重/毎日jp

 名張市の「妊婦応援都市宣言」を記念したキックオフ大会が3日、市防災センター(鴻之台1)であり、200人が出産や育児を市民ぐるみで支える町づくりの実現を誓った。

 市によると、妊婦支援をうたう全国初の宣言で、1日の市議会で可決された。「市民一人ひとりが、命の絆を紡ぐ大切な役割があることに気付き、妊産婦や子どもに寄り添うことが大切」とし、「妊産婦や未来の子どもを大切にする風土をつくる」と宣言している。

 大会では亀井利克市長が「子育てにやさしい取り組みが各自治体、企業、団体に広がってほしい」と述べ、宣言文を読み上げた。

 サポーター認定、市民に白い腕輪
 続いて具体的な事業の説明があり、「こそだてサポーター」の養成を紹介。妊婦や子どもの健康への理解と支援を学ぶ1時間程度の講座を受けた市民をサポーターと認定し、その証として白い腕輪「ホワイトリング」を贈ることが説明された。講座は今月から始まり、市内の認知症サポーターと同じ8000人を目指すとした。

 小規模保育施設などで保育士らをサポートする「子育て支援員」として活動している市民3人へのホワイトリング授与や厚生労働省の吉田学・子ども家庭局長の講演、名賀医師会など関係団体の応援メッセージの披露もあった。ホワイトリングを受け取った同市東町の田畑八千代さん(61)は「これを機に、育児を応援する思いやりや取り組みを周囲に発信したい」と話した。