男女共同参画 性差なく能力発揮→32.5% 年代で意識に差 「機会確保されていない」42.1% 県民調査/静岡/毎日jp

 県は今年度に実施した「男女共同参画に関する県民意識調査」の結果を公表した。「性別に関わりなく個性と能力が発揮できる機会が確保されている」と回答した割合は、2015年度の前回調査より4ポイント増えたが32.5%。逆に「確保されていると思わない」は前回から1・6%ポイント減だったものの、42.1%に上った。県男女共同参画課の担当者は「男女参画の意識は高まっているが、まだ年代や男女で差がある」としている。

 調査は男女の不平等感などの把握をするため県が隔年で行っている。今年度は6月、無作為に抽出した県内の満20歳以上の2000人にアンケートを郵送し、782人(回収率39.1%)から回答があった。

 「男女の役割を固定的に考えることに反対」と「どちらかと言えば反対」を合わせると61.7%で前回から0.7ポイント上昇した。一方で年代別に見ると、20代は72.6%だったが、70代は54.2%と年代によって意識の差が出た。

 また「女性が(結婚や出産後も)職業を続けることがよいと考える」と回答した割合は前回より3.8ポイント上がって40.4%だった。「管理的部門への女性登用が少ない状況の理由」については、選択式の複数回答可で「女性が継続して勤務することが困難」が53.8%で最も多く、「性別で役割を固定する意識が残っている」が45・7%で続いた。