イクボス 言えるかな!? 「10カ条クイズ」 大阪市が動画配信/大阪/毎日jp

 部下の育児や介護などに理解がある「イクボス」を増やそうと、大阪市がクイズ形式で学ぶ動画「イクボス10カ条」大阪市版を作成した。男性の子育てを推進するNPO法人「ファザーリング・ジャパン」がイクボスの資質としてまとめた10カ条を基に、職場での一場面を想定したクイズを通して理解を深める内容。男女共同参画課の職員ら13人が出演している。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。

 「育休から復帰する社員との面談時、最初にかける言葉の一例として適切なものはどれ?」。上司役が登場し、簡単な作業を勧めたり同僚へのおわびを求めたり3パターンの対応を演じた。正解は」「あなたの力が発揮できるよう一緒に考えていきましょう」。10カ条のうち「理解」に該当する部分で、仕事のブランクがある社員の不安を和らげ、一緒に良い環境を整えていく姿勢が大事だという。簡単な作業ばかり勧めるのはやる気を損ないかなないので要注意だ。

 大阪市は昨年5月、吉村洋文市長が「イクボス宣言」を行い、職員のワーク・ライフ・バランス(WLB)を充実させることを目指している。市職員の男性の昨年度の育児休業取得率は7.2%。目標の13%に届いていないが、取得率は上がってきているという。

 動画はWLB啓発の一環として作成。推進月間にあたる今月から公開を始めた。

 イクボスの対象は育児に限らず、介護など多様な働き方を認める上司を意味する。動画に出演した男女共同参画課の西中東・女性活躍促進担当課長は「企業の経営者などに見てもらい、市全体で意識を変えていきたい」と話している。