イクボス宣言 官民ともに 名張市、賛同の事業所募り来月式典  子育て・介護、働きやすい街へ/三重/毎日jp

 名張市は9月、上司が仕事と家庭の両立に取り組む部下を支援する「イクボス宣言」を行う。市内の賛同事業所を募っており、同月22日午後2時から市役所で合同宣言式を開く。市によると、県内では県や松阪、伊賀市など5自治体が宣言しているが、地元の事業所と共に行うのは初めて。

 「まちじゅう元気!イクボス宣言なばり」と題した取組は、男女ともに働きやすく、子育てや介護がしやすい街を目指す機運作りが目的。イクボスは部下の育児休業の取得や残業時間の短縮に理解のある経営者や管理職を指し、東京のNPO法人「ファザーリングジャパン」の提唱で全国の首長や企業のトップが宣言している。

 市は宣言を機に、職員の意識改革や休業・休暇の取得促進、業務改善、時間外勤務の縮減に取り組む。市によると、女性職員の育児休業率は100%だが、男性は近年では2014年に1人が取得しただけという。

 市が率先することで民間への波及効果も狙い、300事業所を訪問すると共に、名張商工会議所を通じて賛同を呼び掛けている。

 式では亀井利克市長や副市長、教育長、部長職ら市関係50人と各事業所の代表が宣言する。市議会、商業所の応援宣言や「ファザーリングジャパン」の安藤哲也代表によるイクボス要成講座もある。

 賛同事業所は仕事と家庭の両立をうたった宣言文(書式自由)を作成し、式に出席する。参加申込みは式当日まで受け付ける。宣言文は約1ヶ月間、市役所ロビーで掲示される。人権・男女共同参画推進室は「宣言を働き方や業務を見直すきっかけにしてほしい」と話している。問い合わせは同室(0595・63・7559)