LGBT フレンテみえ、電話相談開設 県内公的機関初 きょうから/三重/毎日jp

 県男女共同参画センター「フレンテみえ」(津市一身田上津部田)は、性的少数者の悩み相談に応じる「LGBT電話相談」を17日から始める。県内の公的機関では初の取り組みで、当事者の事情に詳しい専門の相談員と話すことができる。担当者は「秘密は漏れないので安心して利用してほしい」と呼びかけている。

 LGBTとは、同性愛者のレズビアン(L)とゲイ(G)▽両性愛者のバイセクシュアル(B)▽心身の性が一致しないトランスジェンダー(T)--の頭文字を取った性的少数者の総称。広告大手の電通が2015年に約7万人の成人を対象に行った調査では、およそ13人に1人(7・6%)が当事者だと回答した。

 17日は、1990年のこの日にWHO(世界保健機関)の精神疾患リストから同性愛が削除されたことを記念し、「LGBT嫌悪に反対する日」として国際的に知られている。国内では14年、日本記念日協会が「多様な性にYESの日」として認定した。

フレンテみえは、これまで男女それぞれに相談窓口を開いており、離婚やドメスティックバイオレンス(DV)などの相談に応じている。15年度は計2852件の相談があった。例年、LGBTに関するものは10~15件という。

 性的少数者への認知度は高まっている。文部科学省は15年4月、全国の小中高校に性的少数者の子どもへの配慮を求める通達を出した。伊賀市や東京都渋谷区などは、同性カップルを公的に「パートナー」と認める条例や要綱を定めている。

 フレンテみえも性的少数者への支援を本格化させるため、昨年にはLGBTの当事者を招いた講演会や教諭の勉強会を開いた。

 相談電話は、059・233・1134へ。相談無料。17日は午後1~6時。次回から毎月第3金曜の午後1~7時に受け付ける。