男女共同参画 女性の政治参加法案、自公維で提出 反対や慎重論も/毎日jp

 自民党は9日、衆参両院や地方議会の選挙で男女の候補者数を均等にするよう政党に求める議員立法「政治分野における男女共同参画推進法案」を合同部会で了承した。これを受けて、自民、公明、日本維新の会の3党は同法案を衆院に共同提出した。

 自民党の合同部会では、小野田紀美参院議員が「議員の仕事は土日の休みもなく『超ブラック』。なりたがる女性が少ない。まずは仕事のあり方を見直すべきだ」と反対を表明した。別の女性参院議員も「『均等』の型をはめると不都合が出る。むしろ男女の対立をあおる」と慎重論を述べた。

 これに対し、推進派は「安倍政権でこの法案を通せないなら、女性活躍の看板はやめた方がいい」と主張。意見が一致しないまま、党女性活躍推進本部の土屋品子本部長らが了承を決めた。

 法案策定に関わってきた野田聖子元総務会長は「自民党内で立ち往生することは想定外だった」と記者団に語り、安倍晋三首相や加藤勝信1億総活躍担当相らの後押しで法案提出にこぎつけたことを明らかにした。

 先の通常国会で民進、共産、社民、自由(当時は生活)の野党4党は候補者の男女比をできる限り同数にする法案を提出している。与野党は今後、二つの法案の一本化を検討する。会期末が近いため、審議は来年の通常国会以降になる見通しだ。