講演 「防災、女性の視点必要」 仙台のNPO、宗片さん /三重/毎日jp

  男女共同参画について考えるフォーラム「いきいき未来いが2016」(伊賀市など主催)が18日、伊賀市川合のあやま文化センターであった。約270人が講演会などで女性の力を生かした防災や地域づくりを学んだ。

 男女共同参画週間(23〜29日)に合わせて開催。仙台市のNPO法人「イコールネット仙台」代表理事の宗片恵美子さんが女性の視点を取り入れた防災の取り組みについて講演した。

同法人は東日本大震災時に避難所を回り、洗濯代行ボランティアに取り組んだ。その際、女性に必要なプライベート空間や物資が不足し、炊き出しや介護の役割が女性ばかりに負わされている実態を知った。

 避難所や防災活動のリーダーは大半が男性だが、宗片さんは「生活者の視点を持ち、地域のことをよく知り、高齢者や障害者ら災害弱者に寄り添える」として、女性の視点の必要性を強調。現在、宮城県内外で取り組んでいる女性防災リーダー養成講座を紹介した。

 最後に「防災に限らず、意思決定に女性が参画できることが重要。女性も積極的に手を挙げて」と呼び掛けた。