自民党 女性の政治参画推進法案、民進に対抗/毎日jp

 自民党は25日、選挙制度調査会などの合同会議で、女性の政治参画を進めるため政党に男女同数の候補擁立を促す法案などの策定について協議した。これまで超党派の議員連盟で検討してきたが、参院選を前に民進党が法案を単独提出する動きを見せており、対抗する狙いがある。

 議員立法に向けて協議したのは「政治分野における男女共同参画推進法案」で、政治参画の観点が抜け落ちている男女共同参画推進法を補完するための理念法。政党に男女同数の候補擁立や政治活動と家庭生活が両立できる環境整備を求めることが柱だ。

  これに加えて女性当選者の割合を増やすため、衆院選の比例代表名簿で、小選挙区との重複候補を男女別のグループに分ける方式を選択できるようにする公選法改正案についても議論した。

 会議では「制度が複雑なので、国民の理解が深まるまで時間をかけるべきだ」「腰をすえた党内議論が必要だ」といった慎重論が相次ぎ、両法案の扱いについての結論は持ち越された。

 民進党は単独で法案提出を検討しているほか、25日までにまとめた参院選マニフェスト案には、衆議院の比例代表で一定割合を女性に充てて女性議員の割合を増やす「クオータ制」の導入を新たに盛り込んだ。