「セクシュアリティーに関する認識欠如」読売テレビが検証結果発表 再発防止策も/毎日.jp

 読売テレビ(大阪市)が夕方のニュース番組「かんさい情報ネットten.」内の街頭ロケコーナーで一般の人の性別をしつこく確認する不適切な放送を行った問題で、同テレビは7日、「セクシュアリティーに関する認識の欠如があった」などとする社内の検証結果と、第三者的な立場で番組内容をチェックする管理職「危機管理責任者」を配置するなどの再発防止策を発表した。同日の番組冒頭でも検証結果を報告した。
 検証結果では、問題点として「セクシュアリティーに関する認識の欠如や本人承諾さえあれば問題ないという認識の危険性、さらにVTRチェック体制の不備」があったとした。
 また、再発防止策として、各曜日のレギュラー企画に関し、プロデューサーとチーフプロデューサーによるダブルチェックをすることに加え、6月1日付で番組のチーフプロデューサーを2人に増員。報道局の部長級が務める「危機管理責任者」を新たに配置し、番組全体のチェック体制を強化した。5日には社員や外部の制作会社を含めたスタッフらを対象に、LGBTなど性的少数者支援を行うNPO法人「虹色ダイバーシティ」の村木真紀代表を招き、セクシュアリティーに関するコンプライアンス研修を実施した。
 5月10日の不適切放送を受け、読売テレビは15日付で社内に「検証・再発防止検討チーム」を設置。コンプライアンス推進室や報道局、編成局、顧問弁護士などのメンバーが制作担当者らに聞き取りを行い、放送に至った経緯や背景を調査し、再発防止策を検討していた。
 読売テレビは「今後も再発防止に向けた対策に取り組み、視聴者の皆様からの信頼回復に向けて努めてまいります」とコメントしている。